2017年11月24日

国・防衛局の焦り・無法の強行は県民の結束を強くするー奥区民総会全会一致で反対

辺野古新基地建設に国・防衛局は焦っている。工事の遅れを取り戻そうと、護岸に使用する砕石を国頭村の国場組の採石場から陸路でなく海上ルートで搬入しようと企んだ。国頭村奥港、本部町本部港、中城港湾新港地区の申請国・防衛局の焦り・無法の強行は県民の結束を強くするー奥区民総会全会一致で反対
が出された。6月27日に奥港のが岸壁と港湾施設用地の使用許可申請だされ。沖縄県は、港湾関係法令に照らして不許可にするのは難しいと判断して9月4日奥港の使用許可を出した。
 11月7日沖縄防衛局の職員が奥区を訪れ、「工事の張り紙を貼らせて欲しい」区長に申し出たという。その後13日突如大型ダンプと機動隊員が奥港に押し寄せた。区民とやんばる島ぐるみの人々の反対の声を踏みにじるようにその日22台のダンプが台船に砕石を積み込んだ。
 国・防衛局の焦り・無法の強行は県民の結束を強くするー奥区民総会全会一致で反対
日本共産党北部地区は19日奥港公民館で、赤嶺政賢衆院議員も参加して懇談会を開催50名近くが参加した。この場でも多くの区民から大型ダンプが1日に200台も部落内を通過することに不安と基地建設に港が使われることに対する怒りの声が出されていた。70代の女性は「ミジュンが取れるときにはみんなで分け合って暮らしてきた。港は、私たちにとって憩いの場。この憩いの場を取り上げないで欲しい。学校も近くにあり子ども達の安全が心配」と発言、70代の男性は「ダンプが1日200台も生活道路を往来すれば静かな環境が、騒音、煤煙、粉塵壊され国・防衛局の焦り・無法の強行は県民の結束を強くするー奥区民総会全会一致で反対
る」「戦争の基地建設にこの港を使わせない」などの声が出された。
 23日に開催された区民総会では、奥港をダンプが使用して砕石を搬出することに対し全員一致で「反対」が確認された。
 地元の意志が明確になった。区長は、「これで私も、堂々と反対運動の先頭に立つことが出来る」と語っている。沖縄県は9月に奥港の岸壁と港湾施設用地の使用許可を出した後、11月7日付で新たに「港湾施設使用許可に係る審査基準等」を設定し新基準の中に「環境を悪化させる恐れがないこと」を明記した。
 沖縄県は、新基準と地元の民意にもとづいて、奥港の使用許可について近く取り消すだろう。
 そもそも、奥港を使用しての砕石の搬出は不可能だ。
①奥港は水深が浅く、波の高さが1メートルになれば、台船を出航させることが出来ない。
②防衛局が沖縄県に提出した埋め立て申請の際の環境保全図書には、埋めたて土砂運搬船は、海洋環境に配慮して海岸から10㎞以上の沖合を航行するとしている。
③今回、台船が砕石を搬入使用するK9護岸は、護岸であり。護岸に船舶を係留して荷物の積み卸しは出来ない。砕石を下ろすためには、護岸の申請を岸壁に申請し直さなければならないはずだ。
国・防衛局が無法に違法を重ね、強硬措置を行えば行うほど、県民はさらに結束してオール沖縄の力を強く大きくして行くだろう。辺野古新基地建設は不可能だ。


Posted by 日本共産党・まえさと保 at 11:22│Comments(0)
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