2017年08月04日

辺野古新基地建設阻止のたたかいと沖縄の民意と展望③

熱暑が続く毎日、多くの県民がゲート前に座り込み、「辺野古新基地建設反対」の声を上げ続けています。この県民の座り込みを警機動隊員が強制的に排除し1日あたり100台をこえるの工事用ダンプが建設資材を辺野古ゲート辺野古新基地建設阻止のたたかいと沖縄の民意と展望③
から搬入しています。
4月25日から始まったK9護岸工事は、現在海岸から約100㍍まで進捗しています。K9護岸の入札によると、傾斜堤であるK9護岸に使用される資材は 消波ブロック 約1900 個、被覆ブロック約2900個、捨石(50〜200kg/個)約20000立方㍍とされ、搬入するには約9000台のダンプが必要とされている。
辺野古新基地建設阻止のたたかいと沖縄の民意と展望③
ころが平和市民連絡会の北上田毅氏が情報公開制度を活用して入手した仮設工事の施工計画書には、現在までに建設された100㍍分の設計図の記載しかなく、最初からまず、100㍍だけの建設計画だったことが明らかになっている。
これまで進めてきたK9護岸工事は、事実上は仮設工事で、沖縄防衛局は「本体工事着工」と発表することによって「辺野古埋立は既に始まっている」との印象付ける狙いがあっものとみられている。 
また、K9護岸設置工法では、まず、被覆ブロックを据え、その上に消波ブロックを設置することになっている。となると仮設工事の計画書どおりに設置した消波ブロックは、工事再開時に取り除かなければならない。現在台風5号が接近しているが、台風の影響を受けない11月以降の工事再開となる。この点からも、工事は大幅に遅れており、国・防衛局は焦りを募らせている。追い込まれているのは安倍政権だといわなければならない。


Posted by 日本共産党・まえさと保 at 14:13│Comments(0)
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