2021年03月27日

土砂搬入で無念の死と遂げた戦没者の冒涜は許さない

沖縄本島南部地域には、沖縄戦で無念の死を遂げた御霊が眠っています。この地を掘り起こして、辺野古基地建設の「埋め立てに使うな」ということは、米軍基地建設賛成、反対を越えたウチナンチュの思いです。
 豊見城市議会で、「遺骨が含まれる可能性のある土砂を埋め立てに使うな」という意見書を上げました。
土砂搬入で無念の死と遂げた戦没者の冒涜は許さない
 ところが、賛成8(共産党5、真新2、公明1)反対9(自民党会派とZERO)の反対多数(退席4)で否決されるという、大変残念な結果となりました。文書は、全会一致をめざしかなり調整も行いましたが、自民派は4人が反対討論立ち「業者が風評被害に遭っている」「感情論だ」などと主張。とても遺族土砂搬入で無念の死と遂げた戦没者の冒涜は許さない
や県民の思いに寄り添っている議員とは思えません。
国・防衛局が南部の沖縄戦で無念の死を遂げた「遺骨等の含まれた土砂を埋め立て工事に使うな」と何故いえないのか。
政治家として問われています。
3月26日は、76年前米軍が慶良間諸島に上陸、沖縄戦が始まりました。沖縄戦の末期、住民は日本軍と共に追い詰められ、激しい戦闘や強制集団自決で沢山の命が奪われたのが、沖縄本島の南部です。糸満市の南部にある魂魄の塔は、幾多の遺骨を収集し供養した墓標となっています。しかし、周辺には収集できないほどの遺骨が広がっていたと言います。
 6月23日は76回目の慰霊の日、死者を冒涜する国・防衛局のやり方、それを支える政治を絶対許さない。



Posted by 日本共産党・まえさと保 at 15:17│Comments(0)
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