2015年11月19日

海を守る久辺三区の誇りと良識は生きている

 安倍政権が住民分断の手段として市を乗り越えて辺野古、久辺、豊原の3区、いわゆる久辺3区に対するあり得ない違法な直接交付金、赤嶺質問でその異常な内容が明らかにされたが、 菅官房長官によれば辺野古の反対運動海を守る久辺三区の誇りと良識は生きている
で騒音やゴミが生じており、それに対する迷惑料として補助金をだすというものである。ところが「防災備蓄倉庫、あずまやの整備、草刈り機の導入、公民館の音源の改善」に1千万円が支出されることになる。17日の記者会見で菅官房長官は「一番被害がかかる地元の人達も、条件つきで辺野古移設に賛同している」と自信満々に述べていた。ところが東京新聞の18日朝刊によれば、辺野古区の区長は「全然違う」久志区の区長は以前に区が行った移設反対決議が「まだ生きていると述べ、豊原区の区長は「基地にきて欲しいなんていう人は,誰ひとりいない」と話したことが報じられている。
 18日3区の行政委員会が開かれ、交付金についての説明がなされ「受け入れるべきじゃない」「交付金は政府による地元の懐柔策だ。受け入れるべきではない」との意見も出されたことが新報で報道されている。
 久辺三区の良識は生きている事に心からの感動を受けた。

Posted by 日本共産党・まえさと保 at 12:10│Comments(1)
この記事へのコメント
 デモに名を借りた税金投入には、ただ反対というよりも腹立たしいといいますか、その裏に腹黒いたくらみを感じてしまうのは私だけではないでしょう。その上、いけしゃあしゃあと、あたかもその支出が正当であるかの如き説明が政府高官から(特に菅官房長官)からメディアを通じて加えられるのを聞くと、怒りを通り越して情けなくなってしまいます。

 きっと沖縄の人たちは、そういった経験を数多くされてきたのでしょう。戦後70年の沖縄の歴史のなかから、その良心が大きく広がってきていることをこの記事から実感します。


 大阪のダブル選挙の投票日まであとあと3日、沖縄や全国を大いに沸かせる結果が、大阪府市民の手によってもたらされることを、ここ富山の地から期待しています。沖縄基地問題、大阪維新の暴政、そして戦争法・TPP・消費税などなど、日本の立憲主義、民主主義や私たちの生活に関わるさまざまな問題が一気に解決されるために、私も小さな力ですががんばります。
Posted by 立山 昇 at 2015年11月19日 13:10
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